
リウマチ科について

リウマチ科とは
関節リウマチという疾患を診療する科のことです。当院は、整形外科に併設しているので、整形外科医が診療をいたします。
リウマチは、女性の病気と思われておられる方が多いですが、男性の患者様も2割おられます。男性でもリウマチになる可能性はあります。
40代~50代が 発症することの多いのも関節リウマチの特徴ですが、10代~30代・60代以降で発症することもあります。
早期発見・早期治療が大切です
関節リウマチは、関節が破壊されてしまい、変形し動かなくなる病気です。発症後に急速な関節破壊が起こります。早期に適切な治療を行い、関節破壊の進行を防ぐことで、関節機能を維持でき、日常生活への影響を少なくすることが可能です。
関節リウマチの症状
関節リウマチは、腫れ・激しい痛みがあり、関節を動かしていない時も痛みがあり、手足の関節で症状が出やすく、左右の関節が同時になることも特徴の1つです。
早期に現れる主な症状は、朝起きてすぐに手や体を開いたり動かすことが難しい・関節の腫れや痛み・微熱、貧血、食欲不振、倦怠感、体重減少などがあげられます。
関節リウマチ治療
関節リウマチの治療は、基礎療法・薬物療法・手術療法・リハビリテーション療法の4つを組み合わせておこなうことが基本です。
薬物療法を中心に、関節機能を回復させる手術療法を、関節機能を維持するリハビリテーション療法、症状や病気の進行度に合わせて行います。これらの治療の効果をあげるために、患者様自身が日々の生活管理をする基礎療法が不可欠となっています。
治療は長期的な通院をしていただくことになります。患者様にご納得いただくことを特に心がけています。現在の病状や今後の治療方針、どの薬がなぜ必要なのかなど、ご理解いただき患者様のペースに合わせて治療いたします。
関節リウマチは高齢者がなりやすいと思われている方も多いと思います。しかし実際には、年代に関わらずも発症する可能性がある病気です。40代の発症が多いですが、20代や30代で発症する人も少なくありません。
当医院では、リウマチの早期発見を目指しております。少しでも違和感を感じましたら、お早めの来院をおすすめします。